汗で臭いも気になる!悩みが尽きない多汗症5つの原因とは?

脇の下にびっしょりと汗を掻く女性

 

暑い季節になってくると、汗が増えてきて臭いが気になりますよね。

 

特に人よりも汗を多くかいてしまう多汗症の人にとっては、その悩みはより大きいものになるでしょう。

 

なぜ多汗症になってしまうのか、その原因について簡単に説明していきましょう。

 

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原因1・恒常的なストレス

人間はストレスを受けると、自律神経のうち交感神経の働きが優勢になります。

 

交感神経は体が何らかの攻撃を受けたときに、反撃をするのに適した状態にする働きがあるのです。つまり、体をアクティブな状態にするということになります。

 

体をアクティブな状態にするためには、多くのエネルギーを消費する必要があります。

 

エネルギーを消費すれば炭水化物や脂肪分の燃焼によって体温が上昇しますので、体温を下げるために汗の量を増やすことが必要になります。この働きを行うのが交感神経なのです。

 

問題は恒常的にストレスを受けているケースで、常に交感神経の働きが優勢になってしまいます。

 

こうなると自律神経のバランスが崩れてしまい、汗の量が上手に調整できなくなってしまいます。これによって必要以上に汗の量が増え、多汗症になってしまうのです。

原因2・ホルモンバランスの崩れ

ホルモンバランスの原因が崩れて起きる疾患の代表的なものに、更年期障害があります。

 

これは老化による卵巣の機能の低下が原因で、ホルモンバランスが崩れてしまうことで起きるものです。

 

この更年期障害によって起きる症状のひとつに「ホットフラッシュ」というものがあります。

 

これは突然体全体がほてってしまい、体から大量の汗が出てしまうというものです。

 

これは上記のホルモンバランスの崩れが自律神経に影響し、これによって交感神経の働きが必要以上に強くなってしまうのが原因で起きるものです。ホルモンバランスは自律神経にも大きな影響を与えているのです。

 

原因3・生活習慣の悪化

例えば辛いものや熱いものを食べた場合には、体温を下げる必要がありますので汗を大量にかくようになっています。

 

辛いものが好きな人は、体温を下げる必要がある状態になっているような状態になってしまっていることが多いため、必然的に汗の量も増えてしまうというわけです。

 

生活習慣が原因でメタボになっている人も、多汗症になりやすいです。

 

そもそも太っている人は皮下脂肪が厚いですので、体温が発散しにくくなっています。皮下脂肪によって厚着をしているのと同じことになってしまうからです。このため、人よりも多く汗をかくことで体温を下げようとするため、汗が多くなるというわけです。

 

タバコやコーヒーが好きな人も、気を付けた方がいいでしょう。タバコに含まれるニコチンや、コーヒーに含まれるカフェインには、交感神経を刺激して汗の量を増やす働きがあるのです。

 

これらを常態的に摂取することにより汗が増えてしまい、多汗症になってしまう可能性があるのです。

 

原因4・ほかに病気がある

甲状腺の働きが強くなりすぎることが原因で起きるバセドウ病や、膵臓の働きが低下してしまうことで起きる糖尿病など、内分泌異常が原因で起きる病気は、汗が増えてしまうことが症状のひとつになっています。

 

結核をはじめとする伝染病や循環器障害の場合も、汗が増えてしまうケースがあることが知られています。

 

上記のような原因がないにもかかわらず、汗が必要以上に増えてしまうケースは、こうした病気を疑った方がいいかもしれません。

 

少なくとも不自然なほどに汗が多く出るようでしたら、念のために医療機関を受診してみるのもいいかもしれません。

 

早期にそうした疾患を発見できれば治りやすく、治療期間も短くてすむからです。

 

原因5・不明のケースもある

いわゆる「原発性多汗症」の多くは、原因不明で起きるものです。

 

上記のような目立った原因があるわけでもなく、ほかに病気を抱えているわけでもないのに多汗症になってしまうのです。

 

こういう場合には原因を取り去ることが不可能になってきますので、治療においては基本的に対症療法が中心となってきます。

 

ただ、対症療法によって汗の量が減ったり、疾患が収まったりしたケースもあります。

 

原因が分からないために、効果があるかどうかは「やってみなければ分からない」というのが正直なところでしょうが、原因が分からない以上は素人に手が出るものではありません。

 

念のために医療機関を受診する方がいいのではないでしょうか。

 

まとめ

多汗症の主な原因は上記の通りです。対処法としては重い病気がからんでいることを想定し、医療機関を受診してみるのがベストといっていいでしょう。

 

最後にひとつだけフォローしておきますが、汗そのものには臭いの成分は含まれていません。

 

汗によって繁殖する細菌の分泌物が、汗の臭いとされているものなのです。制汗剤によって汗を抑えることで臭いを抑制できるのは、汗がなくなることで細菌が繁殖できなくなるからです。

 

必要以上に悪者にされている汗がかわいそうになってくるのは、私だけでしょうか。

 

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